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1171 唐草エンボスのマグカップ

2023-04-21

唐草エンボスとしのぎを入れたマグカップ


UUM、 なんだかクリーミーな緑色です。

唐草エンボスのマグカップ1
 

では作ります。

土は白系、半磁器と信楽の混合です。


唐草エンボスのマグカップ2

コロコロで唐草模様のエンボスを入れますが、

これが結構難しい。

土が柔らかすぎると、 内側 (見込み) に凸凹がでます。


唐草エンボスのマグカップ3

ほどよく 半乾燥させて、

内側に同寸の当て物 = 素焼きの 「植木鉢」 などを当て

回転させながら押し付けます。

唐草エンボスのマグカップ4

取っ手は丸く太めで、

良さげな部分を使います。


唐草エンボスのマグカップ5

高台を削り、、、取っ手を取り付けますが、

取り付け時差が大きいと、 乾燥した後に、

付け根にヒビが出ることがあります。


唐草エンボスのマグカップ6

一連の作業は、 半日以内に完了させたいすね。

その後、 タテにシノギを入れてしまいましたが、

これは余計だったような気もします。


唐草エンボスのマグカップ7

さて、釉がけですが、

いつものように 見込みは透明釉で白くします。


IMG_9338.jpeg





唐草エンボスのマグカップの完成です


唐草エンボスのマグカップ8

見込みは透明釉、 外側は結晶青銅釉をかけました。

もう少し 「錆びた感じ」 に発色すると思っていたので、 やや期待はずれ。

唐草エンボスのマグカップ9
                (2023/3/22 photo by kon)


まあ、 ちょっと珍しい色が出たので、 よしとしましょう。




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1170 砥部焼き風中皿

2023-04-13

沖縄風の絵柄を描いたつもりでしたが、

砥部焼き風と言われたので、

   砥部焼き風中皿にしました。


砥部焼風中皿1


中皿を2枚と、小皿を1枚。

半磁器お目の白土で作りました。


砥部焼風中皿2

素焼きです。

砥部焼風中皿4

まずは 「釉がけ」 & 「絵付け」 の配置図。

砥部焼風中皿01

この素焼きの真ん中に 四角形を配置し、

ガムテープでマスキングして、


砥部焼風中皿03

中央に トルコマットを釉がけです。


砥部焼風中皿02

そして、

周囲には、 呉須で絵柄を描きました。


砥部焼風中皿04







砥部焼き風中皿の完成です。


いかがでしょうか。 口縁に弁柄を塗りました。

砥部焼風中皿5


本日は、 南イタリアの家庭料理、

ほうれん草のクタクタを装ってみました。

砥部焼風中皿6
                (2023/3/22 photo by kon)

食卓に即応です。

IMG_9591.jpg

食パンに香ばしい焼きネギです。



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1168 埴輪

2023-03-31

埴輪を作りました。



と言っても、 高さ10センチほどの 「ちょっと埴輪」 です。

23:3埴輪1

では作ります。

越前土を 5ミリのたたらに伸ばします。

23_3埴輪2

コカコーラのミニ缶に新聞紙を巻き、

たたらを巻きつけ、新聞紙を丸めて頭を丸くし、手と鼻をつけます。

手の向きや 鼻のサイズはお好みで。

23:3埴輪4

小一時間の半乾きで缶を抜き取り、

太いストローで目と口を くり抜けば出来上がり。

23:3埴輪5

素焼きの合間に、 遊陶の皆さんと作ったので、

ほら、 いろんな顔の 埴輪くんが 勢ぞろい!

23:3埴輪6

素焼きして、 塩水につけて本焼きしました。




ちょっと埴輪の完成です。


23:3埴輪7

弁柄塩釉がやや濃かったかな〜。

23:3埴輪8
                (2023/3/22 photo by kon)

5年前に作った素焼きのミニ埴輪くんと並んで

ハイポーズ!





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1167 越前の黒天目花瓶

2023-03-22

越前土で花瓶を作りました。



ちょっと勿体無いですが、 黒天目をかけてみました。

23_1_21越前花瓶1


ではつくります。

結構大きめです。


23_1_21越前花瓶2

名人の造形エッセンスを頂戴しました。

23_1_21越前花瓶3

表面がガサガサですが、

粒の大きい長石を練りこみました。


23_1_21越前花瓶4

ロクロを回すと、 手が切れそうです。

23_1_21越前花瓶5

動物の顔 (牛) をアクセントにつけました。

全然目立ちませんが、、、、


23_1_21越前花瓶6

素焼きです。

塩水につけてから、 黒天目釉をかけました。


21:1:21西瓜7



越前の黒天目花瓶の完成です。

  


長石がはぜて、 荒々しい サーフェスに焼き上がりました。

23_1_21越前花瓶8

もう少し、 裾の赤土の素地が見えるとよかったですね。

23_1_21越前花瓶9



2023:3水仙

                (2023/3/22 photo by kon)

今が見頃の水仙を投げ入れしてもらいました。




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1165 スイカ

2023-02-25

 トム猫の次は スイカ。


季節はずれですが、 西瓜です。

21:1:21西瓜20



こんな丸い陶器、 どうやって作ったの?

って思う人もいるでしょう。

では、 作ります。


21_1_21西瓜2

やや大き目の器です。

21_1_21西瓜3

同じ寸法のどんぶりを2個作ります。

21_1_21西瓜4

両方のフチにドベを塗って、

21:1:21西瓜5

2つを合体させます。 

上下を削り、 球体にします。


21_1_21西瓜6

これはなんでしょう?

スイカのヘタです。 これをクルクル丸めます。


21_1_21西瓜7

てっぺんを少し凹ませ、 くっつけました。

21_1_21西瓜8

ねずみ花火みたいですね。

21_1_21西瓜9

素焼きすると、 トホホホ、、、、

スイカがメロンのサイズになってしまいました。

メロンはヘタの形が T 字 なのでちょっと違う、、、


21_1_21西瓜11

小玉スイカ、 でしょうか。

21_1_21西瓜12

色を塗ります。

21_1_21西瓜13

どうでしょう? スイカって感じでしょう。

21:1:21西瓜14

透明釉をかけ、いよいよ窯づめです。

21:1:21西瓜15





スイカの完成です。

ピカピカですが、無事に焼き上がりました。

21:1:21西瓜16

ちょうど頃合いの 西瓜の収穫です。

21:1:21西瓜18
                (2023/2/24 photo by kon)

どこに飾りましょうか。

夏なら、 灼熱の砂地がお似合いなんですが、

真冬の収穫ですから、 お蔵にしまって

あと数カ月待つことにしましょう。





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1164 ねずトラ・トム

2023-02-19

なんだか眼がちょっと不気味なトム猫です。



21_1_21ねずトラ猫34


では、制作の途中から、、、、

頭をつけた後のボディーは再び密閉状態になり、 さらに数%縮小します。

なので、顔やあちこちを造形していても変に凹まないんです。


21_1_21ねずトラ猫14

ほら、耳をつけると猫になります。

トムは耳が長めなんです。


21_1_21ねずトラ猫16

櫛で毛並みをつけ、全体の造作が出来上がったらほぼ出来上がり。

一日自然乾燥させたら、 底に穴を開けます。

これから内部をゆっくり乾かします。


21_1_21ねずトラ猫18

乾燥の仕上げは、外に出して風に当てて完璧です。

このサイズで内部が空洞なので、どこかに少しヒビが入ると割れてしまうので

丁寧に持ち運びましょう。 作陶〜乾燥、1カ月。


21_1_21ねずトラ猫19

白土の場合は、素焼きまでに12〜3%小さくなり、

本焼きでトータル15%縮小すると言われています。


21_1_21ねずトラ猫21

素焼きに彩色。

地色は、ネコですが淡いネズミ色!

21_1_21ねずトラ猫25

トムは 茶トラだったが、

今回は生まれ変わらせて 「ねずトラ」 にしてみました。

21_1_21ねずトラ猫27


透明釉をかけて、 本焼きの窯づめです。

21_1_21ねずトラ猫29

本焼きが終わり3日目の朝、 窯が開きました。

いつもドキドキな窯出しです。


21_1_21ねずトラ猫31

uuum、 何とかいいようです。





ねずトラ・トムの完成です。



21_1_21ねずトラ猫33


21_1_21ねずトラ猫35

                (2023/2/18 photo by kon)

眼がね〜、、、何とも、、、。

透明釉はピカピカなので、 陶器っぽい。

次回はつや消しにしてあげたいですね。





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